DOMESTIC INDUSTRY
GARAGE TSUBAKII
SPECIAL ORDER MADE
TEL 090-9003-0039
2009年10月の作業です。
ブログ用に撮った画像ではありません。
お客様の新車間もないハリアー、横方向からぶつけられて前回り全部の損傷です。
外観では、ボンネット Fグリル 左右ヘッドライト バンパー F左フェンダー ナンバー
各パーツの交換は確定です。
新品パーツを発注してFナンバーの再交付の申請を出しておきます。
ラジエーターサポートも損傷がありました。
幸いこの程度で済んだので、フレーム修正機に載せずにポートパワーのみで寸法が出ました。
トヨタなのでヘミングのシーラー処理をします。
当然シーラーガンです。
日産、ホンダの新品パーツには、僕よりも百万倍上手な、メーカー生産ラインのロボットが、シーラー処理をしてくれています。
僕の目標です。
おなじみのカラーNo 202 2コート黒です。
F左ドアはフェンダーの干渉傷です。
こんな時に限って、まぐれで黒の調色がうまくいってしまいました。
わざとF左ドアをぼかさずに、全体にカラーベースを塗装してやりました。
クリアー塗装後、耐スリ傷塗装を施工します。
新品パーツのの塗装は気持ちがいいです。
ここまでは、いたって普通の板金塗装ですが、
今回は、ナビのFカメラも交換になります。
ハリアーを新車でご購入して頂いた時に取り付けたFカメラです。
当時、どうやって取り付けたらかっこいいか、いろいろ考えました。
Fグリルの隙間に両面テープで取付るのはプライドが許しませんでした。
見るも無残なことになっていました。
新車時に作ったパーツで、今回2回目なので思案することなく同じものを作ります。
アルミ板をシャーリングで材料取りをします。
このシャーリングは僕の親父よりも年上です。
塩害防止の為、アルマイト処理のアルミ板をチョイスします。
アルマイトは、補修用の塗装材料をいくら高い奴を買っても大人と子供のけんかで、結果はわかりきっています。
自社でアルマイト処理を施工できるようにしようと、たくらんでいます。
概略の材料取りができました。
さすがシャーリング。
便利です。
カメラ取付用のブラケットを2ケ同時にベンダーで曲げます。
必要最低限でアルマイトを除去して本体にブラケットを溶接します。
足付けをして840R(エポキシサフ)を塗装後、ボヂィー色を塗ります。
ついでなので耐スリ傷塗装もしました。
磨きとブツ取りをしようかなと3秒間考えました。
完成しました。
ボディー黒、バンパー黒、Fカメラ黒。
よく見ないとFカメラに気が付きません。
裏側はこんな感じです。
2回目なので短時間で済みました。
お客様に納車して喜んでもらってめでたし、めでたし。